食品ロス削減推進サポーター講座受講と試験の報告

消費者庁主催の、「第1回 食品ロス削減推進サポーター育成オンライン講座」と認定試験がありました。

フードバンク東九州も大分会場、広島会場の二つの会場で、12名が受講し、同日、認定試験を受けました。

認定試験に合格すると、食品ロス削減推進サポーターの認定証が送られてきます。

試験は、穴埋め問題と小論文からなっており、当受験会場で最も優秀だった小論文のひとつをご紹介いたします。

——-出題——–

今後、食品ロス削減推進サポーターとして活躍していくにあたり、目標や考えられる取組などを記載してください。また、お住まいもしくは活動する地域において、地域の特性をいかした食品ロス削減をできるとすれば、どのようなことがあるか考え、記載してください。

【フードバンク東九州会場での模範解答例】

食糧・商品を購入する段階から、消費期限、賞味期限が短いものから購入をする考え方や行動が日本人に浸透するように、自らが日々の消費活動の中で率先垂範をして行こうと思います。

必要なものを必要な時に必要なだけ購入するとの考えの下に、冷蔵庫の大きさも考え、中も整理・整頓を心掛けます。電気代も高い中、地域柄、近くにスーパーやコンビニも複数あり、こうした削減を推進する際は、ゼロベースの発想こそ大切ですので、食品ロスの最大の発生源である家庭の冷蔵庫は本当に必要なのか?!の視点でも生活全般を見直してみようと思います。これからは、エネルギーコストの暴騰が予測される中、冷蔵庫を使った場合と使わなかった場合の1ヶ月の食費を比較することも考えています。自らが、今すぐに足元で出来ることから取り組み、消費行動を変えることで食品ロス削減に真正面から取り組み、成果に繋がったことをスピードを持って周りに広めて行きます。

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※第2回目の認定試験を、10月の食品ロス削減月間に実施予定です。

またこの時、「県下一斉フードドライブ」の寄付受けつけ会場になりますので、高校生や大学生で食品ロスやフードバンクに興味のある方は、試験と実技の両方を体験できる良い機会になるとおもいます。

詳細は、9月初旬にお知らせいたします。

 

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