大分県食品ロス削減推進協議会

大分県内のフードバンク事業者の代表団体のひとつとして、令和5年度 第2回 大分県食品ロス削減推進協議会へ参加しました。
・日 時 令和6年2月26日(月) 14:00~15:30
・会 場 大分県庁本館2階 正庁ホール

フードバンク東九州からの活動報告として、

(1)
高校生を対象とした、「食品ロス削減推進サポーター育成講座」の紹介をさせていただきました。(★)

(2)
消費者庁からのお知らせとして、令和6年2月現在の食品ロス削減推進サポーターの累計は
全国で286団体、2425名
大分県が8団体、245名
このうち、フードバンク東九州が229名で、
全国の総登録者数の約1割が大分県で、更にその約9割がフードバンク東九州の登録者という事でした。

なお、消費者庁より、
「この数字は全国でも上位の、素晴らしい業績ですので、ぜひ自負してください」と、お言葉を賜った事を報告させていただきました。

(3)
フードバンク東九州では、フードドライブ品の扱いについて、食品小売業者より持ち込まれる食品については、予め「食品リスト」を頂戴したうえで、フードバンク東九州内でも検品を行っている事。
また、お互いに合意した「食品の提供・譲渡に関する合意書」を交わした事業所のみ提供の受付を行っている事。
この報告を、大分県食品ロス削減推進協議会議内で周知させていただきました。

(4)
フードバンクの現場で困っている「お米の問題」について報告させていただきました。
フードバンクには、いろんな種類のお米が持ち込まれますが、
「生産者や生産時期、流通経路がわからないお米」が多くあります。中には、「古米で検品時に虫が沸いていたお米」もありました。
また、お米は冷蔵保存が必要ですが電気代も高い為、フードバンク東九州では、令和5年から受け入れを行っていません。
この報告を、大分県食品ロス削減推進協議会議内で周知させていただきました。

(★)「食品ロス削減推進サポーター育成講座」の紹介
食品ロス削減を持続させていくには、未来を担う若い世代、それも出来るだけ早い時期に
「 食品ロスとは何か?、それを削減していくには、どうしたらよいのか?」を啓発し、共に実践していく事が大切になります。
昨年(令和5年)は、食品ロス削減推進サポーター育成講座を受講した高校生が、学びと知識を活かし、文化祭で講演し、その後、校内フードドライブで食品ロス削減活動につなげることができました。

本年(令和6年)は出前授業を行う予定です。